2019年10月1日、消費税率が8%から10%に増税されました。
Twitterなどを拝見しますと
「個人に負担させるのではなく、大企業にもっと課税すべきである」とか
「軽減税率が複雑すぎてわかりにくく、飲食店などで混乱する」とか
「システム障害で消費税率0%で食べられる回転ずしがあるよ」とか
様々な発言がありますね。
それでも日本で生きていくしかない
庶民に負担が重い消費税の増税や物品税の頃に逆行するような時代錯誤の軽減税率、もっというと、残業や待機児童の多さだとか、
そういった理不尽なものを日本人が我慢せざるを得ないのは、日本人が日本で生きていくしかないことが一つの要因だと考えています。
大多数の日本人の悲劇は、日本語しか話せず、日本語が日本でしか基本的に通用しないから、日本で生きていくしかないことだと思います。
もし、他にも日本語を使える国があれば
もし、日本語を使う国(X国)がもう一つあって、
そのX国が、「賃金が高い、子育てしやすい、街並みが綺麗」
ということだったら、みんな日本からX国に引っ越すと思うのです。
そして、日本も、人口が減っては困るので、X国に見劣りしないように、もっと魅力的な国になるように改革されていくと思うのです。
でも、実際、X国は存在しません(歴史が違ってあればいいなと言いたいのではなく、X国は例え話です)。
日本語しか話せない日本人は日本で暮らすしかなく、生活スタイルも日本の中で用意されたものの中から選ぶしかないのです。
日本でしか生きていけないのは、まるで生まれた時から決まった人と結婚し、決まった会社に就職するのが決められているかのようです。
まあ、そこまで不自由でもないかもしれませんが、自分で住む国を選べないというのは当たり前のようで色々我慢しなくてはならないことも多いということです。
どうしたらいいのやら
一般人と違い、法人や富裕層は海外に本店の所在地や住所を移動させて、重たい税の負担から逃れる会社・人もあります。自由なものですよね。
これが宣伝とかだったら、ここで英会話スクールに通って人生が変わった話とかを始めるのかもしれません。
しかし、宣伝ではなく、私も苦い思いで暮らす一人ですから、これといった解決策もないのです。
増税に耐えるしかないのか、それとも私に何かできることがあるのかしら?と思いながらも、考えるのが嫌になって、マリオカートをして遊ぶ、悲しい悲しい日本人である私です。